やりたいことが次々に出てきて、あれもこれも手を出しては、どれも中途半端のまま。そんな自分を、飽きっぽいのかな、と感じたことはありませんか?
インド占星術では、それは飽きっぽさではなく、探求心のあらわれとして読むことができます。
気になることが多いのは、ラーフ・ケートゥの3-9軸が動いているから
ラーフとケートゥの2つの架空の惑星は、いつも向かい合った位置にあります。
この2つが入るハウスの軸が、人生で繰り返しテーマになりやすい課題を表すと読みます。
その中で3ハウスと9ハウスの軸は、その中でも好奇心と探求を表す軸です。
3ハウスは、興味を持ったことにまず手を出す行動力や、趣味・習い事など手を動かすことを表すハウスです。
3ハウスが強い方は、好奇心のアンテナがいろいろな方向に伸びて、気になることが次々に増えていきます。
反対側の9ハウスは、学びを深めたい、意味を知りたいという探求心や、信念・哲学、旅を表します。
この2つは向かい合う軸になっていて、「気になって動く」ことと「深めて意味を見出す」ことが対になっています。
私は9ハウスに金星があり、美しいものや楽しむことへのエネルギーが強く出ています。夢中になると散財も厭わず、痛い目にも山ほど遭いました。
それでも、そのたびに自分の世界が広がり、次の「好き」への扉が開いてきました。
好きなことを追いかけた先でスピリチュアルへの興味が深まり、インド占星術に出会っています。
モノにならなかった趣味が、あとから形になることもある
鑑定でお会いした方に、3ハウスがとても強く、趣味が多すぎて「結局どれもモノになっていない」とおっしゃる方がいました。続かない自分を、ずっと気にされていました。
その方は今、ご夫婦で植物の栽培を楽しんでいます。これまで手を出してきたことが、今の楽しみの土台になっているように感じます。
一つひとつは途中で終わったように見えても、探求の途中だったのかもしれません。
私自身も、一つ極めるとまたその先に階段が見えて、次の「好き」へ進んできました。遠回りに見えても、手を出したことは、あとから何かしらの形でつながっていくように感じています。
私は1999年に初めてインド占星術の鑑定を受けました。その18年後に思いがけない形で再会し、やがて仕事になりました。これもまさに、その一例です。
手を広げる時期もあれば、足元を固めて絞っていく時期もあります。どちらがいつ巡ってくるかは、人によって運気の流れが違います。
ご自身のホロスコープで、3ハウスと9ハウスに何があるか、ラーフとケートゥがどこにいるかを見てみてください。
それが、探求心の現れ方を教えてくれます。
好きなことは、わがままではなく、自分を啓いてくれる大切な手がかりなのです。
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