先日、鑑定にいらしたお客様がこんなことをおっしゃいました。
「休みの日も、何かしていないと落ち着かないんです」。
その言葉に、正直ドキッとしました。実は私も同じタイプです。
鑑定の準備や記事の執筆に追われ、気づけば一日が終わっている。ふと手が止まった瞬間、なぜか焦りがこみ上げてくることがあります。
何もしていない自分に、価値がないような気がしてしまう。そんな感覚、ありませんか?
でも本当は、その「何もしていない自分」こそ大切にすべき存在です。
今日は、DoingとBeingの話をしたいと思います。
いつの間にかDoingばかりになっていませんか?
「もっと頑張りなさい」と言われて育った私たちは、常に何かを達成していることが”当たり前”になりました。何かができていないと価値がないような気がしてしまう。
でも本来、私たちはただそこに在るだけで価値がある存在です。
とくに真面目で優しい人ほど、「まだ足りない」と無意識に自分を追い詰めます。
心が疲れているのは、あなたが弱いからではなく、ずっとDoingで生きてきたから。ただそれだけなんです。
この流れを変えるために必要なのは、大きな決意ではなく「気づくこと」。
頭がグルグルし始めたら、一度手を止めて、ゆっくり息を吐いてみてください。
私自身、鑑定の合間にこれを繰り返すうちに、心の重さが変わっていくのを感じています。
今ここに在る自分を認めるということ
不安や焦り、誰かと比べて落ち込む気持ち。無理に消そうとしなくて大丈夫です。
「今、そう感じているんだね」と静かに寄り添ってあげる。それだけで、こわばっていた心がふっと緩みます。
心と体は「心身相関」。マインドを直接変えるより、身体からアプローチする方が近道だと言われています。
ヨガや瞑想が「在り方」を整えるのに効果的なのはそのためです。
私も、深呼吸を一つした方が、言葉で納得させるよりずっと早く心が落ち着くと感じています。
5,000年前から伝わるヨガや瞑想は、この「在り方」を思い出すための知恵でもあります。瞑想中にふと感じる、あたたかく守られているような感覚。
それが、Beingの状態に近づいている瞬間です。
やることに追われる毎日だからこそ、その前に「どんな自分でもいい」と自分に許してあげること。
それが穏やかさと幸福感を運んできてくれます。
今日、ほんの数分でいいので呼吸を感じる時間を作ってみてくださいね。
あなたはそこにいるだけで、もう充分価値のある存在なのです。
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