2025年新年図:魚座新月が教える「新しい1年のテーマと過ごし方」

目次

新年図とは何か

ヒンズー・ニューイヤー・チャート(Vedic New Year Chart)って?

インドでは毎年、太陽が魚座に入る瞬間に作られるチャートがあり、ヒンドゥー教ではこの日を新年としてお祝いします。
このチャートを「ヒンズー・ニューイヤー・チャート」と呼び、その年の運勢や社会の流れを映し出す地図として、人々の生活に根付いています。

特に、この新月のタイミングで作られるチャートは、その象意が一年間ずっと続くので大変重要なのです。

2025年は魚座に5つの惑星が集中

インド占星術による2025年魚座新月の星図

3月29日の魚座新月と日蝕

今年の新年図は、魚座に5つもの惑星が集中したことが大きな特徴で、兼ねてから占星術の世界では懸念されていました。

通常、同じ星座に4つ以上の惑星が存在する場合は惑星集中している、と考えます。
つまり、良くも悪くもその星座の象意が強く表れるのです。

特に3月29日の新月のナクシャトラは「ウッタラ・バードラ・パダ」で、ラーフ・ケートゥ軸と重なった日蝕の日であり、 翌日には土星も魚座に入り、魚座に5惑星集中が起きました。

12の星座を火、土、風、水の4つのエレメントに分けると、魚座は「水のエレメントの星座」です。
意味するのは、「水」の象意が強くなるということです。

同時にこれらの魚座の5つの惑星は、対角線上の乙女座にケートゥに影響を与えます。

乙女座は土のエレメントであり、そこに魚座からの惑星たちから刺激されることで、地震の発生が憂慮されるのです。

魚座=水の象意

水の象意は、自然・体・心・感情、そして社会にも影響を与えます。

自然現象は元より、感情の揺れ、社会的な混乱などが現れやすくなるのです。

しかも新月図の影響は一年間持続するため、3月の時点での新月(日蝕)の配置が、半年後の9月の月蝕の時期に、豪雨や竜巻などの象徴的な出来事にもつながっていると考えられます。

日本のチャートでの魚座の意味

射手座ラグナ(※)の日本のホロスコープでは、魚座は4ハウスに位置します。

4ハウスは国土・土地・農地・財産・富の象意があるため、魚座集中による「水の影響」は、余計に国土や生活に直接関わる自然災害や社会的変動として現れやすいのです。

※生まれ持った性質。ここを1ハウスとして12のハウスが割り振られる。

9月に現れた“水”の象徴的な出来事

9月5日 関東での竜巻

9月5日には関東では短時間に強烈な竜巻が発生し、住宅や建物が吹き飛ばされ、交通も混乱しました。
これまで経験したことのない強烈な風や雨。

自然の水や風の力が、私たちの生活を一瞬で変えてしまうことを痛感させられました。

9月11日 首都圏の豪雨と交通麻痺

9月11日には首都圏では激しい集中豪雨により鉄道や道路が麻痺してしまい、多くの人が帰宅や通勤に支障をきたし、日常生活に直接影響しました。
冠水や床上浸水で被害が拡大し、水の脅威に常に身近にあることを実感させられます。

これも、魚座新年図の水のテーマが象徴的に現れた例の一つなのかもしれません。

これからの星の動きと2025年の流れ

星々の転換がもたらす変化

9月半ばは、火星・金星・水星・太陽が立て続けにサインを移動し、空模様が一気に動き出します。
まるで舞台の幕が切り替わるように、景色ががらりと変わるとき。

人間関係の力関係が入れ替わったり、政治の場面でも思わぬ展開が浮上したり――。

星々の大きなシフトは、私たちの心にも「新しい流れに乗らなきゃ」という揺さぶりをかけてきそうです。

水に寄り添って過ごす一年へ

10月半ばから11月半ばにかけては、水の象意が強まるため、台風や豪雨など自然災害に注意が必要です。
同時に、感情面でも揺れが大きくなるでしょう。

ただ、これを乗り越えれば穏やかな年末を迎えられそうです。

流れに抗わず「水に寄り添う」姿勢が、安心して過ごすカギとなります。

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