インド占星術で「6ハウス」と聞くと身構える方も多いかもしれません。でも、実はここにこそ、“人生の底力”が宿っています。今回は、その本質をやさしくお伝えします。
6ハウスは本当に「凶」なの?その誤解と本質
インド占星術で6ハウスと聞くと、争いや病気、トラブルなどあまり良いイメージを持たれないこともあります。
確かにこのハウスは、人生で避けて通れない困難を象徴します。
でも実は、6ハウスはただの“凶”ではなく、私たちの底力を育てるとても大切なハウスなのです。
6ハウスの二面性:「ドゥシュタナ」と「ウパチャヤ」
6ハウスは「ドゥシュタナ(不幸のハウス)」であると同時に、「ウパチャヤ(成長)」でもあるという相反する性質を持ちます。
ドゥシュタナとしては怪我・病気・借金・日々のトラブルなどを示しますが、ウパチャヤとしては“努力すればするほど強くなる場所”として、ここで起きる問題は、あなたを鍛え、確実な実力に変えるためのテーマなのです。
日々のルーティン・奉仕・責任感を司るハウス
また6ハウスは労働・奉仕・職場での責任感、さらにはペットとの生活や健康管理など“生活を整える力”と深く関わっています。ここが強い人は、コツコツ働く力や他者に貢献する姿勢があり、職場でも信頼を得やすい傾向があります。
凶星が「吉」に変わる?6ハウスが教えてくれる成長の力
6ハウス×凶星が強さに変わる理由
6ハウスには、火星・土星・ラーフといった“凶星”が入ると、むしろポジティブに働きます。
これは、困難を象徴する6ハウスに戦う力・粘り強さ・突破力が加わることで、問題を乗り越えるパワーが強まるためです。本来、6ハウスが司る「競争」「問題」「敵」といったテーマは避けたいものです。
でも、そこに強い凶星が入ると、それらに打ち勝つためのエネルギーが高まり、逆境を乗り越える力が育つのです。
ただし、その作用はダシャーやホロスコープ全体のバランスによって変わります。
私の6ハウスにあるラーフ期が教えてくれたこと
私自身も6ハウスにラーフがあります。
ラーフ期は18年と長く、この間に人生が大きく動きました。
会社員から鑑定の仕事を始めたのもラーフ期の中盤ですし、家族に振り回されることが増大しました。
それでも「最後は必ず良い方向へ向かう」と信じて進むことで、自然と乗り越える力が育っていったのを実感しています。
ラーフ期も残すこと3年、どんなことが起きても成長につながると、自分に言い聞かせています。
